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短い答え
- 「他社に頼むと保証が全部なくなる」も「関係ない」も、どちらも不正確。保証は種類ごとに分かれています
- 分かれ方は建築年と契約内容で違います。あなたの保証書を読むしかありません
- 木部と防蟻の期限も同時に確認。外壁の話とは別に走っています
保証の条件を確かめるまで、見積もりを比べても意味がありません。
住友林業で建てた家の外壁塗装を調べると、「保証」という言葉が繰り返し出てきます。検索の候補にも 住友林業 外壁塗装 保証 が並びます。
これは、みんなが同じところで迷っているということです。
ハウスメーカー8社の保証期間(公式の年数)
- 積水ハウス初期30年+永年
- ヘーベルハウス60年
- 住友林業最長60年
- セキスイハイム最長30年
- 大和ハウス初期30年
- 三井ホーム最長60年(基礎・構造躯体)
- タマホーム20年(瑕疵・シロアリ・地盤)
- 一条工務店安心30年
文言は各社の公式サイトのままです。「初期」「最長」「安心」は社ごとに意味が違い、同じ物差しではありません。条件と出典は8社の保証期間の一覧に並べています。
先に、公式に書いてあることを読みます
当サイトの言い換えではなく、公式の文をそのまま読んでください。
出典: 住友林業「アフターサービス」(確認日 2026-08-29)
「維持保全計画書」に基づくメンテナンス工事を当社で実施していただいた場合、構造躯体および防水を最長で60年間保証します。
※30年目に保証延長を希望される場合は有料メンテナンス工事が必要となり、同時に耐久診断も実施いたします。
その先も、同じページの注記に書かれています。(確認日 2026-08-30)
※40年目以降の保証延長を受けられる場合は、40年目・50年目の点検により外壁塗装のメンテナンスが必要となる場合があります。
※外壁にタイル等がある建物は、40年目・50年目に足場を設置して耐久診断(有料)を実施頂きます。
延長保証を辞退された場合、以降の定期点検は有料となります。
足場を設置する診断が、工事とは別に有料で要ると書かれています。
足場は外壁塗装でも要るので、同じ年に両方やるかどうかで費用の出かたが変わります。
30年目・40年目・50年目のどこに当たるかを、保証書とご自宅の引き渡し年で確かめてください。
※本内容は2020年4月1日以降にご契約の方が対象となります。
この1行が、このページの中心です
メンテナンス工事を当社で実施していただいた場合
「他社に頼むと保証が切れる」とは書かれていません。
書かれているのは「当社で実施した場合に、最長60年間保証する」です。
裏返して読むと、他社で実施した場合のことは、この文には書かれていません。
当サイトは推測で補いません。そこは書面で聞く部分です。
なお、保証の年数は建てた時期で変わります。上の注記に「2020年4月1日以降にご契約の方が対象」とあります。
新築のときに法律で決まっている保証の期間について、公式自身がこう書いています。
出典: 住友林業「家の保証ってどうなってるの?」(確認日 2026-10-08)
新築の家には、売主は性能の保証義務がありますが、その期間はたったの10年間。
上に引用した2つの公式の文を並べると、法律で決まっている期間と、会社の制度として延ばしている期間が、別のものだと分かります。
だから条件が付きます。
この「住友林業の保証」は、誰が出しているものか
上の最長60年は、住友林業が自社で出している保証です。
塗料をつくった会社の製品保証でも、保険会社の保証でもありません。ここを取り違えると、比べる相手を間違えます。
| 誰が出すか | このページの話か | その会社が無くなったら |
| 住友林業(建てた会社) | これがこのページの話です(最長60年) | 出している会社が無くなれば、そこで途切れます |
| 塗料をつくった会社 | 別の話。塗った作業の出来には及びません | 製品の話なので、施工会社とは別に残ります |
| 保険(第三者) | 別の話。契約時に別で入っていなければ存在しません | 保険会社が相手なので残ります |
続けるための条件は「維持保全計画書に基づく」、費用は「有料
保証延長のための工事/30年目」と公式にあります(確認日は上の引用に添えてあります)。
年数だけを他社と並べても比べたことになりません。——誰が、何に対して、どんな条件での3つが揃って初めて並びます。
3つの見分け方は メーカー別の一覧 にまとめています。
迷いの中身は「他社に頼むと保証内容がどう変わるのか」
住友林業には長期保証と定期点検の仕組みがあり、
グループのリフォーム会社(住友林業ホームテック)以外で工事をした場合の扱いが気になります。
ここでよくある2つの説明は、どちらも不正確です。
- 「他社に頼むと保証が全部なくなる」 → 言い過ぎです
- 「工事の保証は業者が出すので関係ない」 → 足りません
当サイトは、どちらが正しいかを言えません。
このページの上のほうで引いたとおり、公式が書いているのは
「当社で実施していただいた場合に保証する」までで、
他社で実施した場合にどうなるかは書かれていません。
言えるのは保証が種類ごとに分かれていることと、
その分かれ方が建築年と契約内容で違うことだけです(これは公式の注記にあります)。
あなたの家でどれが切れてどれが残るかは、あなたの保証書にしか書いていません。
だから、書面で確かめます
保証書と契約書を出して、次の3つを確認してください。
保証書で確認する3つ(当サイトが書いたものです。公式の文ではありません)
- 保証の対象は何か。構造躯体、防水、シロアリ、設備——それぞれ別に年数が書かれています
- 保証を維持する条件は何か。「〇年目に有償メンテナンスを受けること」のような条件が付いていることがあります
- 他社で工事をした場合、どの保証が、いつまで、どう変わるか
3は口頭で聞くと担当者によって答えが変わります。書面で出してもらってください。
この3行を確認するまで、見積もりを比べても意味がありません。
保証を延長できる工事と、延長できない工事は、そもそも同じ商品ではないからです。
延長できる年数と条件を、当サイトは書きません。建てた年と契約内容で変わるうえ、公式が誰にでも当てはまる数字として出しているものではないためです。
書面に何年と書いてあるかを、担当者に出してもらってください。
外壁の種類と、木の家であることが効く部分
外壁材の名前は、仕様によって違います
公式は、仕様ごとに別の外壁材を挙げています。
出典: 住友林業「耐久性」(確認日 2026-09-02)
LS30 オリジナル高耐候仕様。
外壁は自然素材を使った耐久性の高い「吹付仕上げ」や雨水で汚れを洗い流すセルフクリーン機能を持つ「サイディング仕上げ」の高耐候外壁を採用。
LS60 オリジナル高耐候仕様。
外壁は汚れにも紫外線にも強い無機質のセラミック製タイル仕上げ「美Guard Wall」を採用。
この違いは、費用の話につながります。
別のページ(このページの上のほうで引用した「アフターサービス」)の注記に、こう書かれていました。
出典: 住友林業「アフターサービス」(確認日 2026-08-30)
※外壁にタイル等がある建物は、40年目・50年目に足場を設置して耐久診断(有料)を実施頂きます。
外壁材を挙げているページと、この注記のページは別です。
2枚を並べて初めて、「うちはどちらの費用の話か」が分かります。
タイル仕上げ(美Guard Wall)に当たる家は、この注記の対象です。
塗り替えの工事とは別に、足場を組む診断の費用が要ると公式に書かれています。
自分の家がどの仕様かは、契約書・仕様書に書いてあります。
当サイトには分かりません。外壁材の名前と仕様名を、先に手元で確かめてください。
木の家であることが効く部分
住友林業は木造です。外壁塗装そのものは他社と同じですが、周辺で気にする点が増えます。
- 軒天・破風・鼻隠しなどの木部 … 塗装で守られている部分が多く、劣化すると水を吸います
- シロアリ保証との関係 … 保証の維持条件に定期の防蟻処理が入っていることがあります。外壁の話と別に走っています
外壁塗装の見積もりを取るときに、木部と防蟻の期限も同時に確認しておくと、あとから「あれも切れていた」となりません。
見積もりは複数社で取る
同じ工事でも、業者によって金額も中身も変わります。一括見積もりサイトなら、1回の申し込みで複数の業者から見積もりが届きます。サイトごとに紹介される業者が違うので、2つ以上使うと比べる相手が増えます。
並びは総合ランキングの順です。紹介料の順ではありません。
木部の扱いを決めたら
軒天・破風・鼻隠しなどの木部を含めるかを先に決めてから見積もりを取ります。木部は業者によって「外壁の工事」に入っていたり、別扱いだったりします。一括見積もりサイトは、公式が出している数字で並べてあります。
見積もりサイトを比べる
紹介料の有無で順位や書いている内容は変えていません。各社のページに、広告リンクかどうかを明記しています。
種類が分かったら、次は「何年目に何が要るか」です。
住友林業は30年目の保証延長に有料メンテナンス工事、
40年目・50年目に足場を設置して耐久診断(有料)と公式に書いています。
この3つは、下の「なぜ、メーカー経由だと高くなりやすいのか」にまとめています。
なぜ、メーカー経由だと高くなりやすいのか
このページで確かめたことは3つです。
- 30年目の保証延長には、有料メンテナンス工事が必要と公式に書かれています
- 40年目・50年目には、足場を設置して耐久診断(有料)を実施すると書かれています
- 延長保証を辞退すると、以降の定期点検も有料になります
足場は、外壁の塗り替えでも診断でも要ります。同じ年に両方やるかどうかで、費用の出かたが変わります。
一般の仕組み(窓口の会社と塗る会社が分かれる/外壁材が専用品で扱える業者が限られる/
保証の延長条件が値段に含まれる)は、積水ハウスのページで分けて書いています。
あなたの工事がその形かどうかは、当サイトには分かりません。見積書の内訳で確かめてください。
比べるときは、同じ工事内容で並べます。
足場の面積、シーリングの数量と工法、塗料の製品名。
懸念点(3つ)
4項目とも公式で確認できています。引用の原文と確認日は上にあります。
- 「60年」は、費用がかからない年数ではありません。公式は「有料/保証延長のための工事/30年目」と書いています。年数だけを見て費用を見込むと、点検のたびに想定外の見積もりが出ます。
- 年数は無条件ではありません。公式には点検・診断について「維持保全計画書に基づく」と書かれています。他社で外壁を塗ったあとに点検をどう扱うかは、公式ページに書かれていません。書面で確かめる項目です。
- 2020/4/1 以降の契約が対象です。それ以前に建てた家は、この説明のとおりとは限りません。当時の保証書だけが根拠になります。
良い点は挙げていません。どれを良い点として選ぶかは、当サイトが付けた評価になります。公式に書いてあることと、書いていないことだけを出します。引用の原文と確認日は上にあります。
同じ項目を、3社で並べる
1社だけを読んでも、それが厳しいのか普通なのかは分かりません。同じ項目を、公式の書き方のまま3社で並べます。
順位は付けません。どれが良いかではなく、どこが違うかを見るための表です。並べる相手は機械的に決めています——費用を「無償」と書いている唯一の社と、保証年数がいちばん近い社です。
| メーカー | 保証期間 公式の年数 | 費用がかかるのは 何に・いつ | 対象の契約時期 |
| 住友林業このページ | 最長60年 | 有料 保証延長のための工事/30年目 | 2020/4/1 以降 |
| 積水ハウス | 初期30年+永年 | 無償 会社が必要と判断した補修/10年・20年点検時 | 2018/4/1 以降 |
| ヘーベルハウス | 60年 | 有償 当社が指定する補修/30年目以降 | 2017/10 以降 |
年数の欄だけを比べても、この差は出ません。同じ「30年」でも、費用の扱いが逆になることがあります。引用の原文と確認日は各社のページに、8社ぶんはメーカー別の一覧に同じ列で並べています。
「公式で確認できず」は「無い」ではなく、こちらが見つけていないという意味です。
外壁材の名前と、公式が書いている診断の条件
| 公式の名称 | 公式に書かれていること(原文) |
| LS60(美Guard Wall) | 「外壁は汚れにも紫外線にも強い無機質のセラミック製タイル仕上げ「美Guard Wall」を採用。」 |
| LS30 | 「外壁は自然素材を使った耐久性の高い「吹付仕上げ」や雨水で汚れを洗い流すセルフクリーン機能を持つ「サイディング仕上げ」の高耐候外壁を採用。」 |
| タイルのある建物の注記 | 「※4:外壁にタイルなどのある建物は40・50年に足場を設置して、耐久診断(有料)を実施いただきます。」 |
確認日 2026-09-15。「シーサンドコート」は、住友林業(sfc.jp)の公式ページでは当サイトは確認できませんでした。名前が出てくるのはグループ会社の住友林業ホームテックの公式ページです。ご自宅の仕上げは契約書・仕様書で確かめてください。
見積もりのどこを見るか
| 見る行 | なぜそこを見るのか |
|---|
| 木部が施工範囲に入っているか | 軒天・破風・鼻隠しが個別に書かれているか。外壁面だけの見積もりと、木部を含む見積もりでは金額が違います。 |
|---|
| シーリングの数量(m)と工法 | 打ち替えか増し打ちかで、手間も金額も変わります。 |
|---|
| 塗料の製品名と塗る回数 | 「シリコン」ではなく製品名で書かれているか。 |
|---|
| 足場の面積(㎡) | 業者が違っても大きく変わらない数字です。ここがずれるなら測り方が違います。 |
|---|
この4行が揃っていない見積もりは、金額を並べても比較になりません。
よくある質問
他社で外壁塗装をすると保証がなくなりますか
当サイトは、どちらが正しいかを言えません。公式が書いているのは「維持保全計画書に基づくメンテナンス工事を当社で実施していただいた場合、構造躯体および防水を最長で60年間保証します」までで、他社で実施した場合にどうなるかは書かれていません(確認日 2026-08-29)。
言えるのは、保証が構造躯体・防水・シロアリ・設備などの種類ごとに分かれていることと、その分かれ方が建築年と契約内容で違うことだけです。あなたの家でどれが切れてどれが残るかは、あなたの保証書にしか書いていません。
木造だと外壁塗装で気をつけることはありますか
外壁塗装そのものは他社と同じですが、周辺で気にする点が増えます。軒天・破風・鼻隠しなどの木部は塗装で守られていて、劣化すると水を吸います。また、シロアリ保証の維持条件に定期の防蟻処理が入っていることがあり、外壁の話とは別に走っています。
見積もりを比べるとき、どこを見ればいいですか
木部が施工範囲に入っているかを最初に見てください。外壁面だけの見積もりと、木部を含む見積もりでは金額が違います。そのうえで、足場の面積(㎡)、シーリングの数量(m)と打ち替えか増し打ちか、塗料の製品名と塗る回数を並べます。
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