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外壁塗装の話は「一般的にはこう」で済ませられません。
ハウスメーカーごとに外壁材が違い、保証の条件が違うからです。
ハウスメーカー8社の保証期間(公式の年数)
- 積水ハウス初期30年+永年
- ヘーベルハウス60年
- 住友林業最長60年
- セキスイハイム最長30年
- 大和ハウス初期30年
- 三井ホーム最長60年(基礎・構造躯体)
- タマホーム20年(瑕疵・シロアリ・地盤)
- 一条工務店安心30年
文言は各社の公式サイトのままです。「初期」「最長」「安心」は社ごとに意味が違い、同じ物差しではありません。条件と出典は8社の保証期間の一覧に並べています。
いま公開しているもの
8社の保証期間を、公式の文から並べました
保証期間は、ハウスメーカーによって違います。
下の表は各社の公式ページに書かれている年数で、確認日つきです。タマホームは20年、一条工務店は30年、三井ホームは60年と公式に書いています。
ただし年数だけでは決まりません。同じ「長期保証」でも、
その年数を保つために何が要るかが会社ごとに違います。
下の表の「保証期間」と「費用がかかるのは何に・いつ」は、必ず一緒に読んでください。
年数の欄だけを見ると、60年のほうが20年より手厚いように見えます。ですが三井ホームの公式には、「10年ごとの点検と所定の有料メンテナンス工事の実施が条件」と書かれています(出典と確認日は三井ホームのページにあります)。
年数が長いほうに、条件が付いていることがあります。
これは各社の公式ページから引いたもので、確認日は各メーカーのページに書いてあります。
当サイトが計算した数字はありません。
1列目のメーカー名は固定されています。横に動かしても、どの社の行を見ているかは分かります。列ごとに畳まないのは、8社を横に並べて比べるための表だからです。
| メーカー | 保証期間 公式の年数 | 点検・診断 | 費用がかかるのは 何に・いつ | 対象の契約時期 |
| 積水ハウス | 初期30年+永年 | 10年・20年 | 無償 会社が必要と判断した補修/10年・20年点検時 | 2018/4/1 以降 |
| ヘーベルハウス | 60年 | 所定の定期点検 | 有償 当社が指定する補修/30年目以降 | 2017/10 以降 |
| 住友林業 | 最長60年 | 維持保全計画書に基づく | 有料 保証延長のための工事/30年目 | 2020/4/1 以降 |
| セキスイハイム | 最長30年 | 5年毎(診断は無償) | 有償 必要と判断された工事/時期の記載を確認できず | 公式で確認できず |
| 大和ハウス | 初期30年 | 1か月〜30年 無料点検 | 有償 外壁塗装・目地・屋根葺材/点検の結果 | 2023/10/1 以降 |
| 三井ホーム | 最長60年(基礎・構造躯体) | 10年ごと(一部無料) | 有料 所定のメンテナンス工事/10年ごと | 公式で確認できず |
| タマホーム | 20年(瑕疵・シロアリ・地盤) | 公式で確認できず | 公式で確認できず | 公式で確認できず |
| 一条工務店 | 安心30年 | 15年目 無償点検 | 有償 必要と認められた工事/15年目 | 公式で確認できず |
ミサワホームは、保証の条件を公式ページで確認できなかったため、この表には入れていません。外壁材について公式で確認できたことはミサワホームの外壁にまとめました。
8社 × 4項目 = 32マスのうち、公式で確認できたのは 25マスです。
4項目すべてを確認できたのは 4社(積水ハウス・ヘーベルハウス・住友林業・大和ハウス)。残りはタマホーム 3項目/セキスイハイム 2項目/三井ホーム 1項目/一条工務店 1項目が空いています。
空いているマスは、そこを保証書と担当者に自分で確かめる必要がある、という意味です。下の表で自分のメーカーの行を見ると、いくつ空いているかが分かります。
「公式で確認できず」は「無い」ではなく「こちらが見つけていない」です。見つかり次第、確認日つきで足します。各社の欄をクリックすると、引用の原文が読めます。
この違いは、あなたの財布のどこに出るか
「保証がある」と「保証を続けるのにお金がかからない」は別です。
上の表の4列目は、そこを分けています。
| 費用の欄が「無償」 | 点検で会社が必要と判断した補修は、会社が持ちます。ただし「会社が必要と判断した」ものに限られます。外壁の塗り替えがそこに入るかは、別に確かめる必要があります |
「有償」「有料」で、それが保証の条件と書かれている社 (ヘーベルハウス・住友林業・三井ホーム・一条工務店) | 決められた時期に、お金のかかる工事があります。常に有料という意味ではありません。表の「いつ」を見てください。外壁の見積もりを考えるとき、その時期の工事費も同じ土俵に乗せてください |
費用の欄が「有償」だが、保証の条件とは書かれていない社 (大和ハウス・セキスイハイム) | 「工事が必要なら有償」とだけ書かれています。それを受けないと保証がどうなるかは、公式の文からは分かりません。当サイトは補いません。書面で聞く部分です |
| 費用の欄が「公式で確認できず」 | どちらか分かりません。だからこそ、書面で聞く価値があります |
言い換えると、こうです。
「保証があるから、まだやらなくていい」ではありません。
「保証を続けるために、いつ・いくら払うことになっているか」を見てください。
自分の行を見たら、やることは3つです
1契約の時期を確かめる上の表の右端です。あなたの契約がその時期より前なら、公式の説明はそのまま当てはまりません。契約書の日付を見てください。
2保証書で、条件のほうを読む年数ではなく「何年目に何をすることになっているか」です。項目名は書面の言葉のまま控えてください。
3その工事が有償か無償かを、書面で聞く「保証を続けるために必要な工事は、有償ですか無償ですか」。上の表と違っていたら、あなたの契約のほうが正しい。
この3つが済むまで、見積もりを取っても比べられません。
その保証は、誰が出しているものか
上の表を読む前に、1つ切り分けてください。「保証」と呼ばれているものは、出している人が違う3つが同じ言葉で語られています。
あなたの手元の書面がどれなのかで、効く相手も、続く条件も変わります。
| 誰が出しているか | 何にかかるか | その会社が無くなったら |
| ハウスメーカー・施工した会社 | 施工そのもの。上の表の「保証期間」は、ほとんどがこれです | 出している会社が無くなれば、そこで途切れます |
| 塗料をつくった会社 | 塗料という製品。塗った作業の出来には及びません | 製品の話なので、施工会社とは別に残ります |
| 保険(第三者) | 契約時に別で入っていれば。入っていなければ存在しません | 保険会社が相手なので、施工会社が無くなっても残ります |
当サイトは、あなたの書面がどれかを言い当てられません。3つのうちどれなのかは、書面の発行元の名前を見れば分かります。そこを見ないまま年数だけを比べると、比べたことになりません。
手元の書面で、3行だけ確かめる
- 発行元の名前(会社名が、建てた会社か・塗料の会社か・保険の会社か)
- 対象と書かれている部位(外壁の仕上げか、構造か、防水か。同じ書面の中で年数が違うことがあります)
- 続けるための条件(点検・有償の工事が条件になっていないか)
この3行が埋まらないうちは、他社の見積もりを取っても比べられません。
塗装業者が出す保証書のほうは、保証書は誰が何に出しているかに分けて書いています。
メーカーの長期保証と、施工店の工事保証は別の書面です。
「何年か」より先に「誰が、何に対して」です。
なぜここを書いたか(2026-09-08)
「外壁塗装 保証期間」で実際に上位に出ている8本を読み、8本中7本がこの切り分けを書いているのに
当サイトには無かったためです。逆にハウスメーカーの固有名を出しているのは8本中0本でした。
年数の目安(塗料別)も8本中7本にありますが、当サイトは書きません。
出典なく年数を書くのは、相場の平均値を出さないと決めているのと同じ線を越えます。
保証期間内でも、外れることがあります
「60年」と書いてあっても、60年ぶんが同じ条件で続くわけではありません。
外れる場面は、大きく2つに分かれます。分けて見ないと、どちらの話をしているのか分からなくなります。
法律に定めのある10年 品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律) | 条文をそのまま引きます。「請負人は、注文者に引き渡した時から十年間、住宅のうち構造耐力上主要な部分又は雨水の浸入を防止する部分として政令で定めるもの(略)の瑕疵(略)について」(第九十四条)。売買の場合は第九十五条に定めがあります。 出典: 住宅の品質確保の促進等に関する法律(平成十一年法律第八十一号)第九十四条。e-Gov 法令API で条文そのものを取得して確認(確認日 2026-09-09)。読む場合は e-Gov 法令検索 |
その上に各社が乗せた年数 上の表の年数は、ここ | 各社が自社で決めている保証です。だから続けるための条件も各社が決めています。「期間内でも外れる」という話は、ほぼこちら側で起きます。 年数と条件の出典・確認日は、このページ上部の8社の表にあります。当サイトが計算した数字は入っていません。 |
続ける条件が「公式で読める社」は、8社中4社でした
当サイトが8社の公式ページで確かめた結果です。
費用の欄に何と書いてあるかを、そのまま3つに分けました。
有償の工事が保証の条件と 公式に書かれている 4社 | ヘーベルハウス(当社が指定する補修/30年目以降) 住友林業(保証延長のための工事/30年目) 三井ホーム(所定のメンテナンス工事/10年ごと) 一条工務店(必要と認められた工事/15年目) 受けなければ、その先が続かないと読める書き方です。時期も公式に出ています |
有償と書いてあるが 条件とは書かれていない 2社 | 大和ハウス(外壁塗装・目地・屋根葺材/点検の結果) セキスイハイム(必要と判断された工事/時期の記載を確認できず) 受けなかったらどうなるかは、公式の文からは分かりません。当サイトは補いません |
無償と書かれている/ 公式で確認できなかった 2社 | 積水ハウス——会社が必要と判断した補修は無償と書かれています(10年・20年点検時) タマホーム——費用の扱いを公式ページでは確認できませんでした。「無い」ではなく「読めなかった」です |
つまり、「期間内でも外れるかどうか」を公式ページだけで確かめられるのは、8社のうち4社です。
残る4社は、手元の保証書を見るまで分かりません。
これは各社が隠しているという話ではなく、公式ページに載る粒度がそこまで、という話です。
災害の修理を保険で他社に頼む場合も、この条件の話になります。外壁塗装に火災保険は使えるかで、保険会社の判断と保証を分けて確かめる順番を書いています。
外れたかどうかを決めるのは、書面のほうです
上の表は、公式ページに公表されている文をそのまま分けたものです。
あなたの契約と食い違ったら、あなたの契約のほうが正しい。
契約時期によって内容が変わっている社もあります(表の「対象の契約時期」の欄)。
確かめる先は保証書の3か所です。
1「保証の対象外」と書かれた欄期間の欄ではなく除外の欄です。同じ書面の中にあります。
2「この工事を受けること」と書かれた欄時期と工事名が入っています。その時期に、その工事の費用を見積もりへ乗せて考えてください。
3他社で工事をしたときの扱い「指定以外の業者が手を入れた部分」がどう扱われるかです。範囲は契約によって違います。一律ではありません。
なぜここを書いたか(2026-09-09)
「外壁塗装 保証期間」の現在の検索結果を実際に取り、上位の記事を読みました。
2社が「保証期間内でも適用されないケース」という節を立てていました
(curama.jp・kurashilab.co.jp)。当サイトには無い節でした。
ただしその2本が挙げているのは、どの会社にも当てはまる一般的な除外例です。
当サイトは、8社の公式ページに実際に何と書いてあるかを数えて書きました。
「4社は読める/4社は読めない」は、8社を突き合わせないと出ない数字です。
メーカー経由と、一般の業者。何が違うのか
「ハウスメーカーに頼むか、外の業者に頼むか」で迷う人が多いので、
違いが出るところだけを並べます。金額の大小ではなく、何が変わるかの表です。
| 窓口と施工 | メーカー経由は、窓口の会社と実際に塗る会社が分かれている形が一般的。一般の業者は自社で塗ることが多い。分かれている分の費用がどこに乗るかは、見積書の内訳で確かめられます |
| 専用の外壁材 | ダインコンクリート・ヘーベル板・磁器タイルなど、そのメーカーでしか使っていない外壁材があります。扱った実績が無い業者に当たると、下地の作り方から違います |
| 長期保証の維持条件 | ここがいちばん大きい。長期保証には「何年目に何をするか」という維持条件が付いていることがあり、指定外の工事をすると条件から外れる場合があります。外れる範囲は契約によって違います |
| 工事そのもの | 足場・高圧洗浄・下地補修・シーリング・上塗りという工程は、どちらでも変わりません |
| 比べられるもの | 同じ外壁材・同じ塗料・同じ数量で出してもらえば、メーカー経由と一般の業者は同じ土俵で比べられます。「一式」のままでは比べられません |
当サイトは「どちらが得か」を書きません。
保証の条件が家ごとに違う以上、同じ答えが全員に当てはまらないからです。
外壁がタイルの家は、外壁タイルのメンテナンスは本当に不要かを先に見てください。「塗り替え不要」と書かれているのはタイルの面についてで、目地・付帯部は別の話です。
メーカーが分からないとき
まず、どこに書いてあるかだけ先に言います。
| いちばん確実 | 工事請負契約書と仕様書(仕上表)。外壁材の商品名が書かれています |
| 次に確実 | 保証書。保証の対象が項目ごとに並んでいます。ここが後で必要になります |
| 手元にあるなら | 定期点検の報告書。点検した項目と指摘が書かれています |
| どれも無いとき | 建てた会社の窓口に「うちの外壁材の商品名を教えてください」と聞きます。これは工事の依頼ではないので、その場で何かを決める必要はありません |
外壁材の商品名さえ分かれば、メーカーのページが無くても先へ進めます。
自分のメーカーが無いとき
外壁材と保証の考え方は、メーカーが違っても骨格は同じです。
積水ハウスのページの「見積もりのどこを見るか」は、どのメーカーでも使えます。
確かめる順番は3つです。外壁材の名前 → 保証の維持条件 → 同じ工事内容で相見積もり。
相見積もりを取ったあとは、選ばなかった業者を断ることになります。
文面と、断りの連絡を代行してくれる会社は
相見積もりを取ったあと、どう断るかにまとめています。
見積もりは複数社で取る
同じ工事でも、業者によって金額も中身も変わります。一括見積もりサイトなら、1回の申し込みで複数の業者から見積もりが届きます。サイトごとに紹介される業者が違うので、2つ以上使うと比べる相手が増えます。
並びは総合ランキングの順です。紹介料の順ではありません。
外壁材と保証条件を、もう書面で確かめた方へ
ここからが見積もりの段階です。同じ工事内容で他社の見積もりを取ります。一括見積もりサイトは、公式が出している数字で並べてあります。
見積もりサイトを比べる
紹介料の有無で順位や書いている内容は変えていません。各社のページに、広告リンクかどうかを明記しています。
調査方法・集計条件
| 調査対象 | ハウスメーカー8社の公式サイトのうち、保証・アフターサービス・メンテナンスを説明しているページ |
| 対象件数 | 8社 |
| 調査日 | 2026年8月27日〜2026年10月8日(各社公式情報の確認日) |
| データソース | 各社の公式ページ(URLと確認日は各メーカーのページ(/sekisui-house/ ほか)に原文とともに記載) |
| 集計方法 | 公式ページの文をそのまま引用し、「保証期間」「点検の時期」「費用がかかるのは何に・いつ」「対象の契約時期」に分けて並べた。続ける条件は、公式の文の書き方で3つに分類した(有償の工事が保証の条件と書かれている/有償と書かれているが条件とは書かれていない/無償と書かれている・公式で確認できなかった) |
| 除外条件 | 公式ページ以外(営業資料・口コミ・販売店の説明)は使っていない。公式で確認できなかった項目は「公式で確認できず」とし、推測で埋めていない |
| 注意事項 | 保証の内容は契約時期と契約内容で変わる。あなたの契約と食い違ったら、あなたの保証書のほうが正しい。当サイトの独自調査ではなく、各社の公式情報を当サイトが調査・整理したもの |
よくある質問
保証期間が長いメーカーほど、外壁塗装は安心ですか
年数だけでは決まりません。たとえば三井ホームの60年は基礎と構造躯体にかかる年数で、防水は20年ごとと別に書かれています。
年数が長いほうに、条件が付いていることがあります。上の表の「保証期間」と「費用がかかるのは何に・いつ」は、必ず一緒に読んでください。出典と確認日は各メーカーのページにあります。
表の「公式で確認できず」は、保証が無いという意味ですか
違います。「無い」ではなく「こちらが見つけていない」です。見つかり次第、確認日つきで足します。
当サイトは、確かめられなかったことを「無い」と書きません。空欄のままにしてあるのは、そのためです。
他社で外壁塗装をすると、メーカーの保証は切れますか
公式の文から分かる社と、分からない社があります。大和ハウスとセキスイハイムは「工事が必要なら有償」とだけ書かれていて、それを受けないと保証がどうなるかは書かれていません。
当サイトは、書かれていないところを補いません。「他社で外壁工事をした場合、どの保証が、いつまで、どう変わるか」を書面で出してもらってください。
自分のメーカーが8社に無いときは、どうすればいいですか
確かめ方は同じです。保証書で「対象の部位」「維持の条件」「条件を満たさなかった場合」の3つを読みます。
このページの「自分のメーカーが無いとき」に、どの書類のどこを見るかを書いています。メーカー名が分からないときの調べ方も、その前の段にあります。
外壁塗装の総額はいくらになりますか
当サイトは総額を書きません。坪数・外壁材・劣化の程度・足場の条件で変わるものを、1つの数字にすると嘘になるからです。
ただし、各社が公式に公表している相場のレンジは、出典と確認日つきで並べています(坪数別の相場の表)。当サイトの推定ではありません。
同じカテゴリのほかのページは、外壁塗装のランキングと比較表の一覧に並べています。
この記事の運営: タシカベ(運営者情報)。引用はすべて公式の記載で、確認日を引用ごとに付けています。当サイトは広告(アフィリエイトプログラム)を利用しています。最終更新 2026-10-08。
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